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上腕二頭筋長頭腱障害に対するアプローチとは?

上腕二頭筋長頭腱障害に対するアプローチでは、急性期では局所注射、安静、アイシングによる消炎鎮痛を行い、また上腕二頭筋の下肢用や伸張ストレスを避けるように努めることが重要です。

上腕二頭筋長頭腱障害による動的安定性の低下が残存する場合には、肩腱板筋群のトレーニングを行っていきます。

上腕二頭筋長頭は肘関節屈曲、前腕回外、肩関節屈曲・外転・内旋の作用を有することから、これらの運動は結節関節での上腕二頭筋長頭腱の摩擦を引き起こし、炎症を助長することが考えられるため避けるべきです。