大腿四頭筋の伸張性低下とは？

大腿四頭筋の伸張性低下について

大腿四頭筋の伸張性低下が生じると、膝蓋骨の下方への動きを阻害し、膝蓋大腿関節の接触面が変化します。

そのため、圧縮ストレスによって疼痛が生じやすい為、柔軟性の評価が必要になります。

大腿四頭筋の柔軟性評価

腹臥位で他動的に膝関節を屈曲させ、踵と臀部の距離を測定する方法が有用です。

大腿直筋および外側広筋の伸張性を獲得することで、膝蓋骨の運動を正常化し、疼痛軽減を図ることが可能となります。

大腿四頭筋の伸張性改善について

大腿四頭筋の伸張性の改善にてストレッチが効果的です。

方法としては大腿四頭筋のスタティックストレッチを行うこと、そして３０秒以上継続したストレッチを行うことで、膝関節屈曲角度が増大したと報告されています。