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膝蓋下脂肪体の拘縮とは?

膝蓋下脂肪体の拘縮

膝蓋下脂肪体が拘縮すると、膝蓋骨の動きを阻害し、動作時の大腿四頭筋の過活動を引き起こします。

膝蓋下脂肪体の病変の存在は、膝蓋骨の特に近位への移動を制限するとされているため、四頭筋を収縮させた際の膨隆の有無や、膝蓋骨の情報への動きの左右差を比較しながら評価を行う必要があります。

膝蓋下脂肪体の柔軟性改善について

膝蓋下脂肪体の柔軟性改善には、直接的な徒手誘導や、膝関節軽度屈曲位で脂肪体を徒手的に内外側いずれかに圧迫したまま大腿四頭筋の収縮を促すと、脂肪体の動きが誘導され柔軟性や滑走性が改善しやすくなります。