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膝関節アライメントと運動に関与する筋とは?

膝関節アライメントについて

立位での大腿骨と脛骨の長軸は一直線上ではなく、前額面から観察すると、外側で170ー175°の角度があります。これを膝関節の生理的外反と呼びます。

この170ー175°より角度が大きい場合を内反膝、小さい場合を外反膝と呼びます。

膝関節の運動に関与する筋について

膝関節伸展と屈曲それぞれに作用する筋について以下に述べます。

・膝関節伸展

主動作筋として大腿四頭筋、大腿筋膜張筋(膝伸展位)があります。

大腿四頭筋は大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋の4つ筋肉で構成され、唯一大腿直筋のみ二関節筋であります。

・膝関節屈曲

主動作筋としてハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)があります。

補助筋には、膝窩筋、足底筋、縫工筋、薄筋、大腿筋膜張筋が存在します。