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頭部前方位による肩甲帯周囲筋への影響とは?

頭部前方位について

顎が前方に突出した姿勢、側方から観察した際に、耳介の位置が肩峰より前方にきます。

小児の姿勢では、後頭部の位置は脊柱より後方位置していることがほとんどです。このような姿勢では、頭部伸展と頸部屈曲のアライメントを呈します。

頸部前弯がが増強するため、頸部固有背筋内側群の筋力低下、固有背筋群外側や僧帽筋、胸鎖乳突筋の筋緊張が亢進していることが多いです。

運動療法のポイント

アライメント評価と解剖学的評価を組み合わせ、適切なアライメントを保持できるようにストレッチやトレーニングを行うことが重要となります。