肩甲骨のアライメント、協調性が肩関節運動において重要となります。
肩甲上腕リズム、肩甲胸郭関節の動きと肩甲上腕関節の動きからなります。上腕骨の運動に対し肩甲骨がうごかなければ、関節内の接触圧が高まり、疼痛を発生しやすくなります。
肩甲骨の位置として以下が重要なチェックポイントとなります。
・各上肢位置における肩峰角、棘三角、下角の位置を確認します
・痛みが生じる可動域直前での肩甲骨の位置を確認します
肩甲骨の運動制限を引き起こす筋活動を評価するには、静的な状態での肩甲骨位置の評価と、上肢を動かした動的な状態での肩甲骨運動の評価が必須となります。