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パーキンソン病とは?

症状

運動機能面に関して4大症状として安静時振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害があります。

その他に歩行障害であるすくみ足、小刻み歩行、突進現象や仮面様顔貌、小字症などが存在します。

精神機能面としては抑うつ傾向、不眠、不安感、焦燥感があります。また抗パーキンソン薬による精神症状も認められる場合もあります。

パーキンソン病の進行や障害の程度は生活機能障害度およびHoehn&Yahr重症度分類で表すことが多いです。

病気の進行として、一側上肢または下肢から出現し、対側そして全身に及びます。進行の速さには個人差があり、高齢者では脱水や栄養障害、悪性症候群に陥りやすいと言われています。

生命予後に関しては、合併症に左右され、誤嚥性肺炎や感染症が直接死因に繋がる場合も少なくありません。