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大腿直筋とハムストリングスの共同作用とは?

効率的な活動

①股関節屈曲と膝関節屈曲、②股関節伸展と膝関節伸展が同時に組み合わさって起こった時に、下肢は最も機能的に働きます。

例えばジャンプをするときや、急な坂道を上るときの下肢の動きを考えてみると、股関節と膝関節の運動は大腿直筋とハムストリングスが効果的に力を発揮できるように、それぞれの筋を最適な長さにしています。

ランニング時は、股関節伸展と膝関節伸展が同時に起こる活動について、考察していきます。

半腱膜様筋が股関節を伸展するときは、その筋は収縮して短縮します。しかし、膝関節が大腿四頭筋によって伸展するため、この筋は、股関節で短縮するのと同時に、膝関節では引き伸ばされます。

股関節の伸展と膝関節の屈曲

股関節伸展と膝関節屈曲が組み合わせの運動では、ハムストリングスは十分に活動できません。

大腿直筋も同様に十分な活動ができなくなります。

大腿直筋は、両関節が同時に大腿直筋を伸張するため、十分で活動できなくなります。股関節の伸展と膝関節の屈曲の動きに対する抵抗を生み出します。

ハムストリングスは両関節で短縮するため、十分に活動できません。筋力を発生する能力が減少します。