頸部アライメント不良
頸部アライメント不良にはいくつか種類は存在します。例として、頭部前方位の姿勢を挙げていきます。
顎を前に突き出したような姿勢が問題となります。顎が前に突き出ることで、頸椎の持つ生理的前弯が増強されます。
頸椎の前弯が増強した姿勢から、さらに頸椎の伸展が生じると、後方に位置する椎間関節に加わる圧迫と剪断ストレスが増強することになります。
頸部の前弯を保持する内側群は短縮位となるため、張力が低下します。これば筋のインバランスを招き、頭部を支持するための外側群が過剰に努力するため、頸部の過緊張を招くことになります。