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長腓骨筋の作用と役割とは?

解剖学的特徴

起始:腓骨頭および腓骨体外側面の上半

停止:母趾中足骨底および内側楔状骨の底面

支配神経:浅腓骨神経(L4~S1)

筋の作用

長腓骨筋は足部を回内(外反)させ、併せて足関節を底屈します。

長腓骨筋は母趾列の内転を制動し、足部横アーチを保持します。

臨床からの観察

内返し捻挫後の足関節の動的安定化には、長・短腓骨筋に対する筋力トレーニングは必須の運動療法となります。

踵骨骨折後の骨体部横径の増大は、二次的に腓骨筋腱を刺激し、足後外側部痛の原因となります。