RMDQは最も広く使用されている腰痛特異的評価法です。
1983年に発表された24の質問によって構成された腰痛を評価するスコアリングシステムであり、2003年に日本語に翻訳され、日本語でも使用可能です。
RMDQは身体機能に着目しており、精神機能に関する質問を含んでいないことや2択式であるため当てはまらない場合には回答が選択できないことがあります。
また、「腰痛のため」という言葉が多く使われていることから、腰痛がなく下肢痛のみの場合答えづらい点などが問題点として挙げられます。
そのため、modified versionとして、「腰痛のため」という言葉を「腰もしくは下肢の問題で」と変更していますが、下肢痛みが強い場合の評価として使用することも可能となっています。